母の日
学生の頃、寮を掃除してくれていた、
おばちゃん。
たまに部屋に誘ってお茶っこしたり、
夏休みに入ると、ティッシュに1000円包んで、
美味しいの食べて帰りなさいなんて、
娘のように可愛がってくれた。
御歳83歳、、、くらい。
卒業して以来、お会いしていないけど、
毎年、同室だった後輩と、今でもお花を贈っている。
声を聞くのは、そのお礼の電話を頂いたとき年に一回。
受話器越しに聞く声は全く変わらず、
「ユムちゃん毎年ありがとね~。
長生きしてごめんね~。もう少し
迷惑かけるけどよろしくね~」
と、毎年同じこと言って笑わせてくれる。
昨年母が亡くなり、今更ながら思う。
自分を気にかけてくれる人がいる
贈り物を贈りたい人がいる
ということはとても幸せなことだと。