もう少しで震災から4ヶ月ですね。

すっかり、日常の生活を取り戻し、
4ヶ月前の悪夢の出来事がうそのようですが、
車を30分も走らせたところでは未だ
道路には車や漁船、瓦礫が散乱しており、
目にすると4ヶ月前の出来事が鮮明に蘇ってきます。

先日、本屋さんに立ち寄ると「つなみ」という一冊の本を目にしました。
一冊購入し家でその本を開くと、被災地で暮らす子供達の作文でした。

そこには子供達が震災で目にした光景、思いが綴られており、
子供の書いた文章だけにリアルに伝わる内容でした。

目の前で人が流され、家が流され、街が流されたこと…

津波の黒い大きな壁から必死に高台に避難したこと…

両親になかなか会うことができず、避難所で一日チョコレート一個、
布団の代わりに画用紙一枚敷いて、不安と寒さと空腹に耐えたこと…

目の前で火災が起き恐怖で震えたこと…

配給されたおにぎりがとってもおいしかったこと…

芸能人がたくさん炊き出しに来てくれて嬉しかったこと…


わが子ほどの子供達が、まだ人の死も理解できないような 
子供達が過酷な光景を目の当たりにし、
どれだけ恐ろしかっただろう…。
この4ヶ月間、被災地の子供達は
普通の人の一生分の悲しみ、苦しみ、悔しさ、寂しさ、つらさ、
恐ろしさ、ひもじさ、喜び、楽しみ、うれしさ、
すべてを経験したのではないでしょうか。

胸が締め付けられる思いで読みました。

それでも、子供達は深い傷を負いながらも
懸命に立ち上がろうとしており,
どの作文にも必ず書き添えていたのは、
助けていただいた方への感謝の気持ち、
前向きに進もうとする言葉でした。

子供ってすごいです!!

未だ被災地を見るたび
こんなことがあっていいのだろうかと、
信じられない思いでいましたが、

「地震や津波そのものによる天災は避けられない」
ということを私達は納得できなくとも
少しずつ受け入れて、前に進むしかありませんね。
この本を読んで逆に子供達にパワーをもらった気がします。

被災した子供達は大切なものをたくさん無くし、
悲しい経験もたくさんしたけど、
その分、得た優しさと強さは必ず仙台の復興に繋がって行くと思います。
街が復興するまで何年かかるか分からないけど、
この子達の笑顔があればきっと大丈夫!
仙台はきっと震災前より美しく住みやすい街に絶対復興します!!

子供達の未来を少しでも明るいものにするために
私達大人も頑張らないといけませんね。

先日、数日で辞任された○○元復興大臣も辞任会見で
この本を道の駅で100冊購入し、
それをプレゼントしますよっなんて言ってましたが
就任前に少しでも読んでいれば、
もっと優しい心で復興大臣を全うできたと思います。

是非とも100冊プレゼントするより、100回読んでいただきたいものです。

              :

今日、長町店のOBスタッフが子供を連れて遊びに来てくれました。
自分の子もすっかり大きくなって、赤ちゃんを抱く機会がめっきり少なくなった今、
赤ちゃんを見るとかわいくてかわいくて…
最近、結婚、出産を期に辞めて行ったスタッフが子供を連れて
遊びに来てくれることが多くなりました。
嬉しいのですが、ふっと孫を見るような眼差しで子供を抱いている自分に気づき
私も年を取ったな~
[PR]
by nakao-shop | 2011-07-11 18:33